国道275号線ドライブ ― 浦臼神社 ―

目次

 

1.浦臼神社

北海道も春の訪れ。あれだけあった道路の雪も無くなり、車のタイヤをスタッドレスから夏タイヤへ交換。

5年乗ったで新品のタイヤを購入。慣らし運転がてら某月某日一人でドライブへ。

なだらか道が続き、交通量も多くない国道275号線を北へ向かう。

 

浦臼の道の駅まで来てトイレ休憩。

すぐ南側にある浦臼神社に散歩がてら行ってみた。

 

 

鳥居があるのは国道沿い。

 

明治の終わりごろに創建・造営した歴史ある神社。

 

木々の間に、エゾサンゴサクが咲いている。

 

この日は風が強くて、花弁が吹き飛ばされそう。

 

境内の敷地には旧札沼線の線路が通っていた。踏切跡を渡るとかなり急な階段が待っている。

ところどころ段差の間隔が狭まっているところがあるので転ばないように注意。

 

階段を登り切って、まっすぐ進むと趣のある本殿が見える。

 

後ろを振り返れば空知平野が広がるのだが、枝に隠れてあまり見えない。

国道の反対側にある水辺は温泉やキャンプ場もある鶴沼だ。

 

2.カタクリとエゾサンゴサク

階段を上ると結構な人がいる。実はここカタクリとエゾサンゴサクの群生でちょっと有名な観光地なのだ。

 

 

ロープが張られ、道を確保。花を守るように整備されている。

青い花はエゾサンゴサク。ケシ科の仲間で食用にもされる。

 

 

赤紫の花はカタクリ。エゾサンゴサクと同じく春先に花を咲かせた後は地上部は枯れてしまい、地下茎に栄養を蓄え次の春を待つ。スプリング・エフェメラルと呼ばれる草花の一種。

ここは時折リスが現れることでも有名。
シャッターチャンスを待ち構えるべく、椅子と巨大なカメラを持ち込んでロープの前に並んでいる人が多かった。

 

JR北海道のわがまちご当地入場券にも使われていたっけね。

kamonji224.hatenablog.com

 

 

首元にマフラーを掛けた狛犬にさよならして階段を下りる。

 

道路を渡って鶴沼にも行ってみた。

風が強くて水面が鱗のように波打っている。