目次
1.神楽岡公園
7月三連休の某日、1泊2日の家族旅行へ。
まずは高速道路に乗って旭川へ向かう。
車に乗って固まった体をほぐすため、とりあえず公園へ。
地図からわかる通り結構広い。木が茂っているところが多く、自然に近い公園だ。
園内にはキャンプ場エリアもある。
簡易設備だが無料で泊まることができる。青少年利用目的として整備されたようだ。
コンビネーション遊具あり。これがあれば小学校低学年は満足。
神楽岡という地名だけあって、公園は高台になっている。
展望台もあるのだが、木が茂って町は望めず。
神楽という名はアイヌ語のヘッチェウシ(囃しつけている場所)という地名を意訳してつけられた。
2.上川神社
同じ敷地にある上川神社。
1890年頃から開拓の始まった旭川。
数年後に創建された上川神社は現在とは別の場所、現在の宮下通4丁目から7丁目にかけて建てられた。
その後宮下通21丁目付近へ移る。
今昔マップより
1916年の地図を見ると上川神社が市街地の東端となっている。
宮下通という地名は参道であったことからつけられたのだろう。
今も住所表記として残っている、
一方旭川開発の頃、北海道開拓使長官であった永山武四郎は旭川を北の京とする計画を立てる。北海道開拓の進捗を図るきっかけとしたかったようだ。
その後離宮計画にトーンダウンするも、札幌の反対、さらに日清・日露戦争勃発もあって計画は自然消滅。
離宮予定地は皇室の土地である御料地として設定されていたが、上川神社の社殿新築の際に移転を計画したところ、この地が適切となった。
大正末期の1924年に遷座。既に払い下げを受けていた神楽岡公園と共に整備が進められ、現在に至る。
3.サイパル
公園で遊んでいると天気予報通り雨が降って来たので、近くの科学館サイパルへ移動。
2階から撮影。展示は1階にある。
入口すぐに恐竜の全身骨格が展示されている。
連休ということもあって家族連れで大賑わい。この日は予約制の恐竜特別展もやっていて受付には常に人がいた。
中央にあるピタゴラスイッチみたいな展示が大人気。
旭川の気象などの北国コーナーに、地球や宇宙に関するコーナーが設置されている。噴火による火山の形の変化、光の反射・屈折を利用するサッカー、人類の進化に月の重力体験などなど大人も結構楽しめる。
プラネタリウムもあったが時間の都合でスルー。
その代わり屋上にある天文台と望遠鏡を見学。
ドーム型の天文台。この日は天気が悪いので残念ながら星は見えなかったが、望遠鏡は覗かせてもらえた。
ドームは二つあり、それぞれに望遠鏡が設置されている。
口径が大きいので、晴れてさえいれば昼間でも星が見えるそう。
神楽岡公園方面を見てみる。
本当は忠別川が流れているのだが、木で見えず。
この建物は2005年に常盤公園から移転リニューアルしてきたのだが、これは鉄道用地を再開発した北彩都あさひかわ地区計画の一環であった。
今昔マップより
現在の宮前一条地区は旭川運転所のエリアであった。
鉄道関連の施設のほかに職員官舎、野球場もあった。