2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

中公新書 物語〇〇の歴史シリーズ ― 物語なのか ―

前回に引き続き、中公新書の物語〇〇の歴史シリーズについて 物語中国の歴史 (1997) ☆☆☆☆ 物語 中国の歴史―文明史的序説 (中公新書) 作者: 寺田隆信 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1997/04/01 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 20回 この商品…

中公新書 物語〇〇の歴史シリーズ ― シリーズなのか? ―

中公新書から出ている物語〇〇の歴史シリーズ。 最初の一冊が出てからかれこれ30年近くが経つ。 そもそもシリーズなのか大いに疑問ではあるのだが1年ほど前から発行順に読んでいる。 とりあえず10冊ほど読んだので、個人的な5段階評価と共に振り返ってみ…

夕鉄のあった風景 ― 南幌とは南幌向です ―

続いて向かったのは南幌町(なんぽろちょう) この町の中心部にも夕鉄が通っていた。 現在はバスターミナルにもなっている。 ここも鉄道こそ通っていないものの、栗山駅同様、いやそれ以上に複合施設となっている。さらに、上階には展望台もあるのだ。 展望…

夕鉄のあった風景 ― 栗山駅は現役です ―

昼近くなり、栗山町の市街地に向かう。 どこかで食事をとろうかと思ったが、とりあえず栗山駅に行ってみた。 駅はバスターミナルにもなっている。 建物は立派だが、町の施設を併設しており駅自体はそれほど広くない。 駅のすぐ横にはレンガ造りのJAの建物…

夕鉄のあった風景 ― 栗山町の夕張鉄道沿線 ―

栗山ダムから南へ向かう。 やがて道道3号線にぶつかり、継立(つぎたて)の市街地に出る。 ここには夕張鉄道の旧継立駅の駅舎が残っているのだ。 夕張鉄道は江別市の野幌駅(のっぽろえき)から夕張本町を結んでいた鉄道。 北炭の子会社であり、夕張の石炭…

栗山ダム ― パークゴルフがお盛ん ―

岩見沢市を出て栗山町に入る。 最初に向かったのは栗山ダム。 ここはダムの下流がパークゴルフ場になっている。 今まで行ったダムで一番人が多かったダムだ。 まずは下流側の柵の手前まで行ってみる。 少し放水していた。 続いてダム湖側へ向かう。 展望台は…

岩見沢郊外 ― 赤電車との遭遇 ―

万字線沿線を離れて、次の目的地に向かうことにした。 道道38号から脇道に入る。 畑が広がる丘陵地帯を気持ちの良いドライブ。 やがて道道30号にぶつかる所で、あれ? 電車? 車を停めてじっくり観察。 後でわかったことだが、ここは大地のテラスというレス…

国鉄のあった風景 ― 万字線鉄道資料館 ―

目次 1.万字線鉄道資料館 2.思わぬ出会い 3.鉄道資料館近隣の歴史 1.万字線鉄道資料館 道道38号を岩見沢市街地に向かって戻る。 途中美流渡の市街地で道道を離れ、町の北側へ。 向かったのはここ。 万字線鉄道資料館という建物が奈良町というところにある。 …

国鉄のあった風景 ― 万字線万字炭山駅 ―

目次 1.万字炭山駅跡 2.万字炭山駅と近隣の歴史 1.万字炭山駅跡 万字線の終着駅、万字炭山駅を目指す。 その名の通り、炭鉱のすぐ側にあった駅である。 跡地は炭鉱を含めて公園に整備されいてる。 道道38号から脇道へと向かう。 万字小学校からは戻る形とな…

国鉄のあった風景 ― 万字線万字駅 ―

美流渡駅跡から万字駅跡へと向かう。 しかしここで大きな過ちを犯す。 鉄路は途中で道道38号から離れ、もちろん万字駅も道道38号とは接していなかったのだ。事前に何となく調べてはいたのだがうっかり忘れてしまい道道38号を進む。 万字駅跡はここである。駅…

国鉄のあった風景 ― 万字線美流渡駅 ―

目次 1.美流渡駅跡 2.美流渡駅と近隣の歴史 1.美流渡駅跡 引き続き万字線の跡を辿って道道38号を東へ進む。 目指すは美流渡駅の跡である。 この辺りは旧栗沢町域になる。 栗沢町の中心部とはかなり離れているが、岩見沢市と栗沢町は幌向川を境にしていたため…

国鉄のあった風景 ― 万字線朝日駅 ― 

目次 1.朝日駅跡 2.朝日駅と近隣の歴史 1.朝日駅跡 国鉄万字線の跡を辿るドライブ。 上志文駅の次は朝日駅。 道道30号から38号線へ進路を変えた。 幌向川に沿って進む。 幾度か川と交差しながら東へ向かうと朝日町に入る。 小さな集落を抜けたところが朝日駅…

国鉄のあった風景 ― 万字線上志文駅 ―

目次 1.上志文駅跡 2.上志文駅と近隣の歴史 1.上志文駅跡 岩見沢の市街地から市の東部へ向かう。 1985年に廃線となった国鉄万字線跡を辿ることにした。 万字線は今も現役の駅である岩見沢駅、志文駅を経て上志文駅、朝日駅、美流渡駅、万字駅、万字炭山駅と…

岩見沢市街地 ― 静かに佇む文化財 ―

ゴールデンウィークも終わり、北海道は肌寒い日が続く。 天気は良いので朝からドライブに。 向かったのは岩見沢市 まずは国道12号線沿いの市民会館。 早朝なので建物は閉まっている。 目的は裏手にある利根別川沿いの緑地部分。 橋が架かっているのだが・・…

赤井川村の道の駅 ― 賑わっているけど長閑 ―

先日赤井川村の道の駅に遊びに行った。家族&マイマザーを伴ってドライブである。 国道5号線を小樽へ向かって走り、朝里で国道393号へ。 毛無峠のヘアピンカーブを超えて、展望台はスルー 小樽の街並みが良く見える場所だが、今回はパス。 赤井川村に入って…

アンパンマンショップ ― アンパンマンだけじゃない ―

鳥沼公園でお昼ご飯を食べた後は、北の国からで有名な麓郷へ向かう。 もっとも一度もテレビを見たことはないし、時間もないので関連施設は素通り。 向かったのは親子連れの聖地、アンパンマンショップ。 ジャム園とアンパンマンショップが並んで建っている。…

ゴールデンウィーク ― まずはお弁当を食べる ―

2017年のゴールデンウィークは概ね天候に恵まれていた。(北海道は) 5月3日は家族で富良野市へ向かった。 札幌から高速を通って滝川インターまで突っ走り、その後は赤平市、芦別市を通って富良野市へ向かった。 途中遅い車がいたので、富良野に着いたのは…

三段滝 ― 融雪期は激流 ―

日高町から再び国道237号に。 時間の都合で占冠村、南富良野町、富良野市を通過。 いずれゆっくり訪れよう。 富良野市の中心部で国道237号から国道38号へ。 さらに、市街地を抜けて少し進むと道道135号に進路を変える。 この道は札幌圏から富良野への最短ル…

日高町日高地区 ― 富内線の終着駅 ―

国道237号線を北上していくと、日高町域に入る。 平成の大合併にて旧門別町と旧日高町が合併してできた町である。 当初は平取町も含まれていたが、途中で脱退となり、飛び地合併となった。 内陸部の旧日高町地区は国道237号と国道274号の交差する町である。 …

再び富内線跡 ― 平取町振内 ―

国道237号線を北上していくと、程なくして振内(ふれない)の集落に到着。 国道から脇にそれて市街地に入っていく。 この町にも富内線の遺構が残されている。 かつての振内駅に行ってみた。 駅舎はなくなったものの、代わりに鉄道記念館という建物が造られて…

二風谷ダム ― アイヌについてはまたの機会に ―

むかわ町の富内集落から再び道道74号へ。 途中で道道59号に進路を変えて平取町へ向かう。 平取町は沙流川流域に集落が点在していた。 道道59号と国道237号が交差する辺りが町の中心地。 国道237号を北上すると二風谷(にぶたに)ダムが見えてくる。 ダムを訪…

富内線 ― 銀河鉄道の朝 ―

穂別町の市街地を出て、旧富内線の跡を巡ることにした。 ちなみに穂別駅は市街地にあった。 現在では公園となっている。 富内は鵡川の対岸を通る道道131号を通り、さらに分岐する道道610号沿いにある集落だ。 当初富内線はこの集落にある駅が終着点だったた…