今日は遠軽町について調べてみた。
人口は約2万人。日本の町村の中では足寄町に次いで広大な面積を持つ。
2005年に平成の大合併で遠軽町、生田原町、丸瀬布町、白滝村が合併し現在の遠軽町の町域となった。
なお、上記の自治体はもともと遠軽町から分離してできた自治体であり、約50年ぶりに元の遠軽町に戻った形となった。
市街地付近で国道333号と国道242号が交差している。
また、通行無料の高速道路の旭紋自動車道が国道333号に並走している。
鉄道は遠軽駅でスイッチバックにより向きを変える石北本線で旭川、網走方面とつながっている。
かつては紋別方面へ向かう名寄本線も遠軽駅で接続していたが、1989年に廃止となった。
道の駅は白滝地区と丸瀬布地区に設置されている。
道の駅白滝は高速道のパーキングエリアも兼ねており、一般道高速道の両方から利用することができる。
白滝地区は石北本線の秘境駅・白滝シリーズで鉄道ファンに有名であった。
1日1往復の発着のみなどの駅が多かったが、廃駅が増え、2017年3月現在では白滝駅のみが稼働している。
たった一人駅を利用していた女子高生の卒業と共に旧白滝駅が閉鎖される様子がNHKで放送されていた。
かつてのにぎわいを知る地域の人々がボランティアで除雪をしたり、JRに存続の陳情を行ったりしてどうにか卒業まで駅を維持することができたそうだ。
部外者が簡単に美談扱いして良いのかわからないが、彼女にとってはとても多くのことを学んだ高校生活だったのではないだろうか。
白滝地区はジオパークとなっており、旧石器時代の遺跡が発掘されている。
森林の多い遠軽地区でも特に自然があふれる場所である。
丸瀬布地区の道の駅は高速道の終点付近で長らく賑わってきたが、高速の延長で終点が変わる。今後どうなるのかやや不安である。
丸瀬布のいこいの森には道内初の国産SLが展示されている。かつて丸瀬布に存在した森林鉄道で働いていたこの機関車、日本では唯一の動態保存である。
現在でも公園内を煙を上げて走っている。その名も「雨宮21号」。北海道遺産である。
また、すぐ側には昆虫生態館を中心とした昆虫の里がある。
哀川翔アニキの育てたカブトムシなんかもいて、入場者数が激増しているらしい。
遠軽地区は町の行政、経済の中心部である。
この中心部にドカンと存在感最高潮にすわっているのが町のシンボル、がんぼう岩だ。
アイヌ語ではインカルシと呼ばれていた。
車で頂上近くまで行くこともできる。巨大な奇岩であり、アイヌ民族の聖地でもあった。
その裏手に広がるのが太陽の丘えんがる公園。
コスモスが最も有名だが、シバザクラ・ヒマワリその他開園期間中は何かの花が咲いている。奥には展望台もありがんぼう岩よりもさらに眺めの良い景色を楽しむことができる。
最後は生田原地区。
こちらは木工が町の特徴。
ちゃちゃワールドは世界の木の玩具の展示や小さな子供が実際に遊べるスペース、藤城清治の影絵の展示なんかもあって家族連れに人気である。
また、JRの生田原駅は文学館の中に駅があるという珍しい構造だ。
芸術系の香りに触れたい人は生田原地区がお勧めだろう。