今日は2011年5月13日放送の地球絶景紀行で訪れたアメリカのアリゾナ州・グランドキャニオンについて調べてみた。
アリゾナ州は銅と綿花の生産が盛んであり、現在はハイテク産業の進出も著しい。
南部は砂漠が多く、北部は高原で乾燥した地域であるが、全体の3割近くが森林になっている。
最初に訪れたのはセドナという町。
赤い奇岩に囲まれた町で、元々はネイティブアメリカンの聖地であった。
パワースポットの集まる場所として1970年代にはヒッピーが大挙してやってくる。
アメリカ屈指のスピリチュアルな場所として現在も訪問者が多い。
セドナから北へ車で約2時間の位置にあるのが世界最大の渓谷、グランドキャニオン。
最も古い地層は20億年前のものと言われている。
グランドキャニオンの始まりは数千万年前の地殻変動による隆起であった。
その後はコロラド川による浸食などを経て数百万年前にはほぼ今の渓谷が出来上がったようだ。浸食は今もなお続き、渓谷はこれからもその姿を変え続けることだろう。