世界ふれあい街歩き ― シアトル ―

目次

 

1.シアトルの概要

今日は2008年12月4日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたアメリカのシアトルについて調べてみた。

wikipedia:シアトル

ワシントン州、そして太平洋沿岸北部で最大の町。

氷河の浸食で形成されたピュージェット湾とワシントン湖に挟まれ、両者の間は水路で繋がれている。

 

 

2.シアトルの歴史

人々が最初にシアトルに住み着いたのは約1万2千年前とされている。

氷河期の終わり、氷河の縮小にあわせて先住民がこの地へやって来たようだ。

アメリカ人の開拓が始まる前はインディアンのスクアミシュ族が住んでいた。

シアトルという名は酋長の名をもらったようだ。しかし彼らは19世紀保留地へ強制移住させられ、その後にシアトルの町が建設されていく。

木材の集積、カナダのゴールドラッシュにより人口は急増。

そして主にグレートノーザン鉄道と日本郵船による東洋貿易の中継地点としてさらに発展することとなった。

現在も大企業の本社を数多く抱える大都市であると同時に海や湖、山や森が身近にある自然豊かな町として国内で人気の高い町である。

3.シアトルの観光地

まずは全米最古の市場パイク・プレイス・マーケット。卸売業者が値段を不当に吊り上げることができないよう農家が直接販売できる市場として設けられた。

1962年の万国博覧会会場跡地に造られたシアトルセンター。

敷地内にはポップカルチャー博物館や町のランドマーク、スペースニードルなど周辺も合わせると約30の文化施設が集結している。

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シアトルの町並み。右手、上部に円盤のような形の展望台がくっついている独特な形のタワーがスペースニードル。

 

ユニオン湖畔南にある歴史産業博物館は19世紀以降の地理や歴史・産業を学べる展示が充実している。さらに湖畔に位置しているため敷地は公園のようになっており水遊びやウォータースポーツも楽しめる。

 

シアトルはアメリカを代表するいくつかの企業の本社があることでも知られる。

その中の一つがアマゾン。

スフィアという名の最新オフィスは一見植物園のような内装。

所々に作業・会議用スペースが点在する不思議な構造で見学ツアーも組まれている。

 

ボーイングもシアトルに本社を持つ大企業。

市街南に航空博物館、シアトルから北へ40kmのエベレット工場は世界一容積を持つ建造物で、旅客機組立の見学が可能。

 

シアトルの豊かな自然に触れるならレーニア国立公園

レーニア山は標高4000mを超え、大規模な氷河が見られる。

火山ではあるが活発な活動はなく周辺のハイキングが人気だ。

 

市街から眺めるレーニア山

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ピュージェット湾の外側にあるオリンピック半島も国立公園に指定されている。

半島西側はアメリカ本土では最も湿潤な気候の温帯雨林地帯。手つかずの海岸線と共にトレイルや巨大なヘラジカなどの自然観察が楽しめる。