世界ふれあい街歩き ― ベオグラード ―

今日は2007年5月1日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたセルビアの首都ベオグラードについて調べてみた。

wikipedia:セルビア

 

人口は1千万人未満。旧ユーゴスラビアの地理的・政治的な中心であった。

1991年以降、ユーゴスラビアからの独立が相次ぎ現在に至る。

 

ベオグラードはユーゴ時代からの首都である。

wikipedia:ベオグラード

 

ドナウ川とサヴァ川の合流地点に位置し、古代より都市として発展してきた。

バルカン半島の中央に位置し、東西文化の接点として繁栄した同時に争いの中心でもあった。

1990年代の内戦を経て、現在は政治・経済の中心として成長が続いている。

 

 

f:id:kamonji224:20180410214741j:plain

ドナウ川沿いの街並み。

 

セルビア正教会の信徒が多く、聖サワ大聖堂などが有名。

 

サヴァ川とドナウ川にはさまれたカレメグダン要塞

f:id:kamonji224:20180410220315j:plain

紀元前から作られた要塞であり、多くの戦いを経て現在は市民の憩いの公園としてその姿をとどめている。

 

他には現在の市議会である旧宮殿などが歴史的建築物として名高い。

 

f:id:kamonji224:20180410221039j:plain

これはかつての裁判所のようだ。

 

市内には博物館が数多い、国立博物館の他にユーゴスラビアの英雄チトーが眠る花の家、軍事博物館に航空博物館などなど西欧とは一味違った展示物が並んでおり、興味深い。

 

中心地から少し離れたドナウ川の対岸にあるゼムン地区。

ここはオーストリア=ハンガリー帝国支配下にあったことから少し雰囲気の違う地域になっている。

ここのシンボルがガルドシュ塔。

オスマン帝国ハンガリー王国軍の戦いの際に造られた塔である。

この地でさまざまな民族がぶつかり合い、混じりあった証の一つと言えるだろう。

 

最後に忘れてはいけない、名古屋でも活躍した妖精ストイコビッチ

若き日はレッドスター・ベオグラードで活躍した。

動画にはユーゴ代表監督時代のオシム氏も。