函館での初日の仕事を済ませるも、翌日にも仕事があったので夜はどこへも行かず。
翌日の午後に帰ることになった。
帰りは高速道路でひたすら帰るだけであったが、1か所だけ寄り道。
小腹がすいたのでここで休憩。
パン屋が有名な道の駅だが、夕方に残っているのは残り僅か。
焼きそばパンと一緒に購入したものはこれ
わがまちご当地入場券である。
まちの名を冠した黒松内駅ではなく、道の駅に近い熱郛駅の入場券だ。
この駅がJR北海道函館支社管轄の北限らしい。
1903年に開業。この時、森駅から熱郛駅までの区間が開通となっている。
駅スタンプはブナ林。
黒松内町はブナの生息域の北限である。
入場券は熱郛駅のものだが、写真に写っているのは黒松内駅である。
黒松内町にある駅はこの二つだけなので、仲良く分け合う形になったのだろう。
裏面はブナ林。
天然記念物にもなっている。
ブナ林とはブナノキだけではなくミズナラなど多様な種類の木がはえている状態を指すらしい。日本の原生林の多くがブナ林であり、日本固有の生物にとっては最も住みやすい環境となっているそうだ。
また、水を貯える能力が非常に高く、緑のダムとも呼ばれている。
最も木材としてはねじれやすく、やわらかいなど使い勝手がよくないため戦後かなり伐採されてしまった。
西日本ではかなり減ってしまったらしい。世界各国でもかなり減少してしまったようだ。そんな中で世界最大級の規模を誇るのが、世界遺産に選ばれた白神山地である。
ここまでとは行かないが、黒松内町のシンボルでもあるブナ林。
フットパスコースも設けられているので、森林浴に訪れてみたいものだ。