今日は蘭越町について調べてみた。
人口は5千人弱。
ニセコ連邦の南西部に位置する。
国道5号線が町の中心部を東西に通り、それに沿うようにJR函館本線が通っている。
山間部の信号場としての役割が強く、周辺に人家は殆どないものの駅員の家族のための旅客運行が行われており、駅長の子息の高校卒業と同時に廃駅となったと言われる。
国道5号線に道の駅らんこしふるさとの丘が設けられている。
特産品である米や農作物の販売が行われ、裏手にはキャンプ場もある。
また町北部、ほんの僅かな距離で日本海に面する国道229号には貝の館という貝類専門博物館とシェルプラザ港という道の駅が並んでいる。
さて、蘭越町と言えばやはり温泉である。
カントリーサインも温泉に入る女性だ。
五色温泉、ニセコ湯本温泉、昆布温泉等々などなどニセコや倶知安町の温泉に比べるとやや鄙びたスタイルの温泉が数多くある。
喧騒から逃れたい人は外国人で賑わうヒラフエリアから少し離れたこちらの方が良いだろう。
最後に蘭越町と言えば国道5号線や函館本線の脇を蛇行しながら流れ、最後には日本海に注ぎ込む尻別川も忘れてはならない。
清流日本一に何度も輝く極めて水質の良い川だ。
源流は支笏湖のそばにあるフレ岳。
羊蹄山の北側を回り、湧水を集め後志一の大河となる。
水量も豊富で多様な生態系を保全し、農業や発電用水にも利用される。
近年はニセコ地区でラフティングも行われるなど観光にも大いに役立つ近郊市町村の発展を支えてきた河川である。