函館市 ― 魅力一位の町 ―

今日は函館市について調べてみた。

wikipedia:函館市

 

人口は26万人。

札幌市、旭川市に次ぐ北海道第三の人口を有する。

1933年には人口21万人で日本第9位となった頃もあった。

 

もともとは箱館と書いたが、明治時代に函館に改称された。

中心地は陸繋島である函館山の北に広がる砂州に構築されている。

平成の大合併により、東部の4市町村と合併し、亀田半島の南東部がすべて函館市となった。

 

江戸時代より松前江差とともに海産物交易で栄えた。

1854年日米和親条約で下田とともに開港が決定。

当初は出島方式の外国人居留地を作る予定であったが、うまくいかず。結果として市中に洋風の建物が溢れる、現在の異国風の街並みができあがることとなる。

 

札幌へ続く国道5号線

内陸を通って江差へ続く国道227号線及び海岸沿いに松前方面へ向かう国道228号線の重用部。

亀田半島の沿岸を周る国道278号線など北海道の玄関にふさわしく、各方面への起点となっている。

また対岸の青森県大間市との間を結ぶフェリーは国道279号の海上部分となっている。

また、青森港へ向かうフェリー航路もある。

 

JRは函館駅他3つの駅を持つ。

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その他路面電車が市内を走っている。

 

函館山をはじめとしてあまりに有名な観光地が数多くある。

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ハリストス教会

カントリーサインに描かれているハリストス教会はロシア正教の流れを汲む。

朝市や五稜郭などとにかく有名なところをまわるだけでも相当な時間がかかる。土方歳三高田屋嘉兵衛などの資料館を訪ねたりするなど地味なところを掘り下げていくと何回行っても時間が足りないだろう。

 

ダムとか

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マンホールとかも要チェック項目

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函館市以外にも当然見どころは多い。

旧戸井町には五稜郭から湯川を通って戸井町へ向かう路線として戸井線が計画されていた。路盤は9割程度完成していたものの、戦時中の物資不足により工事中断。戦後正式に計画が廃止となり未成線となった。

汐首岬灯台近くに今でもアーチ橋が残る。

汐首岬は本州と北海道の最短地点。駐車場も何もないが晴れた日は下北半島が良く見える。

 

恵山町には海岸沿いに道の駅なとわ・えさんが建てられた。

なとわ とは あなたと私  という意味である。

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カントリーサインツツジ恵山

恵山は火山の熱や噴気により頂上部の植生が乏しく、赤茶けた山肌は信仰の対象となった。青森県の恐山と並ぶ霊場とも言われる。

 

続いて旧椴法華村。(とどほっけむら)

編入合併が行われるまでは道内で最小の面積の自治体であった。

漁業が中心であった。恵山灯台には灯台資料館もあったが、残念なことに休館となった。

 

最後は旧南茅部町。(みなみかやべちょう)

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カントリーサインは昆布であった。

特に白口浜真昆布は最高級の品質と言われ、天皇家に献上されている。

また、古代の遺跡が多く、中でも著保内野遺跡で出土した中空土偶は北海道内唯一の国宝に指定された。中空土偶としては最大のサイズで、さらに造りが薄く紋様の構成も複雑で縄文時代土偶の最大傑作と見なされている。

 

現在は博物館函館市縄文文化交流センターにて展示されている。

同時に道の駅縄文ロマン南かやべとして登録された。