今日は当別町について調べてみた。
人口は約1万5千人。
町域は南北に細長い。市街地は南部で、北部は大半が山地。
石狩川の支流である当別川が道道28号と並行するように南下している。
JR札沼線が町内を縦断している。
一部は電化された(石狩太美駅、当別駅、そして北海道医療大学駅)が非電化部分は2020年5月7日に廃止予定、さらにコロナウイルスの影響で4月17日をもって運行終了となった。
廃止となった駅はこちら。
その札沼線と並行して南北に町内を通っているのが国道275号線。
札幌を起点に浜頓別町まで続く長い国道だ。
また札幌周辺の高規格道路として整備されている国道337号線も町の南側をかすめている。道の駅はこの国道沿いに設けられた。
逆に北部には滝川から留萌へと続く国道451号線が東西に走っている。
この辺りは山間部で人家はほぼ無い。
この辺りには当別町と隣の月形町に整備された森林総合施設、道民の森がある。
日本最大の森林公園であり、学習施設やキャンプ場などが設けられ、札幌近郊でも有数の人気アウトドア施設となっている。
当別川中流に造られた当別ダムは日本で開発された台形CSG型のダム。
CSGとは砂礫に水とセメントを配合して生成されたcemented sand & gravelの頭文字である。
完成は日本初、貯水量も現在計画中の台形CSGダムの中では日本一である。
当別町は農業が盛んで米や生花の栽培が主である。
市街地にはあまり観光施設はないが、当別町開拓の礎となった仙台岩出山領主の伊達家に纏わる記念館及び伊達邸別館が今も保存されている。
さて、当別町はスウェーデンのレクサンドと姉妹都市提携を行っているが、事の始まりはこの地がスウェーデンに似ているという話が大きくなり、町が交流拠点と分譲地の造成を決定。スウェーデンヒルズという北欧風の住宅が並ぶ街並みが完成した。
カントリーサインにも北欧風の建物と丘の風景が描かれている。