今日は2008年2月12日放送の世界ふれあい街歩きで紹介された中国の重慶について調べてみた。
中国の直轄市の一つで、北海道よりも広大な面積を持つ。
人口も約3千万人とこちらも直轄市の中で最大。
長江に面し、古くから水運で栄えてきた。
嘉陵江の畔にある磁器口は古鎮として名高い。
かつて陶磁器の生産が盛んで積出港であったことが地名の由来である。
嘉陵江と長江の合流点近くは都市の様相を持ち、観光地も多い。
9世紀~13世紀に作られた磨崖仏が群をなす大足石仏や入場無料ながら膨大な資料を展示している三峡博物館、中国各省から重慶へやって来た人々が仕事や娯楽の場として建設したものが今も残っている湖広会館などが挙げられる。
東へ行くと山口県の秋吉台の約3倍にもなる鍾乳洞である武隆芙蓉洞。
そして長江の重慶から湖北省にかけての断崖・峡谷の中でも最も有名な三つの峡谷。
三峡と呼ばれ古代より名所として親しまれてきた。
現在では世界最大級の水力発電を擁するダムも建築され、新たな名所としてクルーズも運航されている。