今日は2014年11月25日放送の空から日本を見てみようで紹介された秋田県の大仙市について調べてみた。
秋田県南東部に位置し、人口は約7万8千人。
東京23区より広い面積を有する。
2005年に旧大曲市を中心として8つの市町村が合併し発足した。
出羽山地と奥羽山脈にはさまれ、国内屈指の穀倉地帯である仙北平野も含む。
江戸時代には雄物川の舟運で栄え、銅山である荒川鉱山や宮田又鉱山も開発された。
江戸~明治にかけては新田開発のための用水路として田沢疏水が掘削される。しかし洪水や玉川毒水の影響によってなかなか完成に及ばず、戦後になってようやく完成し、近隣の市町村の新田開発に大きな影響を与えた。
大曲といえば茨城県の土浦市と並び最も権威のある花火大会が行われていることでも有名である。大会は戦前から続き、競技大会という特殊性や秋田新幹線の開通などで年々観客は増員している。
国の史跡であり、坂上田村麻呂の時代に造られたとされる払田柵は日本の木簡研究の嚆矢となったことでも知られている。
国宝の線刻千手観音等鏡像を所有する水神社や東北三大地主とも呼ばれた池田氏の庭園なども名所として名高い。