岩見沢市街地 ― 静かに佇む文化財 ―

ゴールデンウィークも終わり、北海道は肌寒い日が続く。

天気は良いので朝からドライブに。

 

向かったのは岩見沢

まずは国道12号線沿いの市民会館。

 

早朝なので建物は閉まっている。

目的は裏手にある利根別川沿いの緑地部分。

 

橋が架かっているのだが・・・

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逆側は

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緑地内は並木道が整備されており、散歩にも最適だ。

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しかし、ここの目玉は橋そのもの。

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ご覧のとおり、木星の橋であるが、橋脚がない。

単純桁橋という構造らしい。長さは30m以上あるのだが、この構造ではどうやら世界一の長さらしい。

もちろん歩いて渡ることも可能だ。もう少し有名になっても良いスポットだと思う。

 

続いて少し北へ向かう。

 

 

この公園には何があるかというと・・・

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国道からもちらりと見えるのだが

SLが2台保存されている。

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まずはD51

 

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道内各地を走り回っていたようだ。

 

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続いてはC57

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こちらは室蘭本線専任。対照的である。

 

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逆側から見ると

 

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横には遊具が置いてある。

心なし列車の形を模しているような気がする。

 

冬季は車両にシートをかぶせているので見ることはできない。

その代り保存状態は良好であり、遊具を見ても鉄道に敬意を表している様子が見て取れる。

 

現存する函館本線室蘭本線の他に万字線幌内線が接続していた岩見沢市。

かつて鉄道の拡大と共に町が発展していったことがここで遊ぶ子供たちに伝わっているのかはわからないが、SLと親しんでいることは間違いないだろう。そして、それで十分だと思う。