銀山駅から再び国道5号線に戻り、南へ進む。
稲穂峠をぐるぐるとまわり、山中の古びたトンネルをいくつか抜けて交差点に。
左へ向かうと国道5号線、直進すると岩内方面へ向かう国道276号線。
今日は左へ、国道5号線をひた走る。
小さな市街地に到着。ここが小沢だ。
国道から左に入ってすぐ小沢駅。
かわいらしい駅舎。
敷地は広く、かつて交通の要衝であった姿が想像できる。
明治時代に設置されたという跨線橋。
鉄道遺産というものがあるなら、間違いなく候補になるだろう。
階段を上り。
反対側を眺める。
天井・床板。歴史を感じる。
共和町や近隣の観光スポットの写真。
夕陽がすごい。
ちょっとした常設の写真展である。
油絵まで。
当時の職員さんが描いたのだろうか。
職員一同とあるあたり、勤務する方が多く、重要な駅であったことが見て取れる。
線路に対して広いホーム。
廃止になったのは国鉄時代であった。
https://kamonji224.hatenablog.com/entry/2017/06/15/223954
岩内駅跡を訪れた時の様子。
さて、現在ここは共和町唯一のJRの駅。
したがって、わがまちご当地入場券の対象駅である。
販売しているのは国道5号線沿いにあるお店。
駅に車を置かせてもらい、とことこ歩いて行く。
佐々木商店さん。
ちなみに向かいの末次商会さんではこの辺りの名物「トンネル餅」を販売している。
小沢駅から倶知安方面に向かう列車。跨線橋も見切れながら収まっている。
駅スタンプは駅舎に跨線橋に列車。
小沢駅にフィーチャーした表面だ。
裏面はシンプル。
共和町の位地と名物紹介だ。
店を出て、扉を閉めようとしたときに視界に飛び込んできた運賃表。
目を奪われたのは右下にある東京・富山・名古屋・京都・大阪の運賃。
今でも本当にこの値段で?そしてなぜ富山がこのラインナップに割り込んでいるのか?
疑問を抱えたまま、次へと向かう。