後志ぐるりと ― 倶知安駅わがまちご当地入場券 ―

小沢集落から国道5号線を南へ南へ。

山道を登ったり下りたりしながら走ると、倶知安町の市街地に到着。

さっそく駅へ向かう。

 

 

 

函館本線の主要駅の一つ。

廃線となった胆振線との分岐駅であった。

 

倶知安駅の隣駅であった六郷駅跡に記念公園が残っている。

https://kamonji224.hatenablog.com/entry/2016/09/13/215329

 

 

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駅舎は大きい。函館本線の衰退と共に駅前は寂れる一方であったが、近年のニセコエリアの人気沸騰、さらに新幹線開通も決まってこの辺りは活気を取り戻しているようだ。

近くの公園に車を停めて、駅に歩いて行く途中。商店の前に止めてあったボロボロのワゴン車に欧米の若い綺麗な女性が乗り込んで行った。

この町はグローバル化の波をどのくらい受け止め切れているのだろう。

 

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羊蹄山から出てきたような列車の写真。

これだけ山の存在感がありながら、山間部ではないというのはなかなか珍しい景色ではないだろうか。

 

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石川啄木の歌碑

 

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鉄道で通り過ぎただけの縁であるが、この地が余程心に残ったのであろうか。

その頃の彼の境遇とリンクした部分があったのかもしれない。

 

さて、みどりの窓口でわがまちご当地入場券を購入します。

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やはり、羊蹄山が写真にも駅スタンプにも登場。

国鉄時代の重要駅だったこともあり、列車や駅舎に愛着を感じる。

 

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裏面は倶知安の様々な風景。

位置や名前を一切記載しなかったのは潔い。

欲が無いのか、十二分に観光客がいるからなのか。