土木遺産カード ― 千歳川王子製紙水力発電施設群 ―

支笏湖湖畔から道道16号線を通って千歳市街地へ向かう。

途中左手にある施設に寄り道。

 

 

ここにも土木遺産があるのです。

 

駐車場に車を置いて、施設の中へ。

ちなみにこの駐車場は王子軽便鉄道の水溜駅跡である。 

 

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こんな並木道を通って行く。

 

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目の前をタヌキ君が駆けていったのであわてて1枚。

後ろ姿のみ捉えられたがわかるかな・・

 

やがて連絡所という建物に到着。

ここで土木遺産カードが配布されている。

事務所に内線電話で連絡して、名簿に記載してからいただきます。

土木遺産カード 王子製紙水力発電施設



写真に掲載されたのは最も古い施設。

サイズの問題でダムの定義には該当しないが、機能は立派なダム。

重力式だが補助的にバットレスも備えている。日本最古のバットレスとも言われている。

 

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千歳川流域に第一~第五までの発電・取水設備が建造されていて、今なお現役だ。

 

さて、この連絡所から左手には一般見学可能ルートが続いているのでどんどん進むことにする。

 

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千歳川流域の施設群を中心に、遠くニセコ方面までも描かれた鳥観図。

 

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このくたびれた様子の建物は貯水地の管理所になるのだろうか。

 

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建設当時の歴史を伝える資料。

 

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100年前、さぞかし大変な工事だったことだろう。

 

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レンガ造りの建物は健在。

残念ながらここまで行くことは不可能でした。

 

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先ほど訪れた山線鉄橋の姿も見える。

 

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急斜面をくだる導管とその先にある発電所

そうとう深い渓谷である。

 

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辺り一面は鬱蒼と茂る森林。

ちなみにこの辺り一帯は熊の出没が多いエリアである。

 

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施設の建設に尽力した鈴木梅四郎さんを称える石碑。

 

カードに写真が掲載されている第一取水堰堤の位置はここ。

 

 

 第三、第四発電所には重力式のダムが建設されている。

一般人がたどり着くのは難しい。

 

 

 

 

第二、第五発電所はグーグルマップにも登録されていないようだ。