腹がくちくなったところで再び国道275号線を南下。
町の中心部まで戻ってきて、町役場へ向かう。
ここで土木遺産カードを頂く。
大型の型鋼は米英からの輸入もの。
橋よりも雪煙の方が目立っている気がしないでもないが、現役当時の写真を使用するとは粋な計らいだ。
水深が深いうえ冬季間の工事であったことから、足場を組まないケーブルエレクション(直吊り)という工法で行われた。
道の駅に近く、現地も整備されているが、朝晩はクマ注意ですな。
さて、カードをもらって帰ろうとすると
役場の方から「テッシ武四郎カードはいかがですか?」と尋ねられる。
「??? なんですか、それ?」
「松浦武四郎に因んだカードで天塩川流域の市町村で配布されています」
よくわからないが、せっかく勧めてくれたので有難く頂戴する。
一緒にパンフレットもくれたので帰ってゆっくり見てみよう。
幌加内町は天塩川とやや距離があるものの、流域という意味では含まれているのだろうか。
その時代は朱鞠内湖もなく、現在と川の流れる位置が違ったのかもしれない。
裏面は朱鞠内湖と蕎麦について。
上川北部はちょっと地味な印象だが、観光地としてはまだまだ伸びしろがあるはずだ。