今日は2012年6月22日放送の地球絶景紀行で紹介されたジンバブエのビクトリアの滝について調べてみた。
首都はハラレ。アフリカ南部に位置し、鉱物資源が豊富である。
ザンビアとの国境にあるヴィクトリアの滝はナイアガラ、イグアスと並んで世界三大瀑布に数えられる。
幅2km、落差は108mに及ぶ。
ザンベジ川の中流部にあり、平原が広がる地域に突如として現れる巨大な滝である。
ザンベジ川はアフリカ第4位の長さを誇り、ビクトリアの滝よりも下流にあるカリバ湖は人造湖において体積が世界一位、面積も世界第4位となっている。
ヴィクトリアの滝を初めて見たヨーロッパ人はイギリスのリヴィングストンと言われている。
滝の周辺には遊歩道、ヘリコプターによる遊覧飛行、上流のクルージングに下流のラフティングやバンジージャンプ、乾季のみに現れる滝の上の悪魔のプールなど観光スポットが数多い。
この付近は玄武岩台地で、砂岩で満たされたクラックが数多い。
ザンベジ川は何十万年もかけてクラックを侵食し、ヴィクトリアの滝ができた。
過去にはもう少し南側にあり、現在も北に向かって後退し続けている。
ビクトリアの滝から南にはワンゲ国立公園がある。
隣国ボツワナのチョベ国立公園と隣り合う広大な自然が残る地域。
象、ライオン、キリンなどアフリカを代表する様々な動物たちを鑑賞することができる。