某月某日。
天気は今一つだがドライブに出かける。
今日は美唄市で炭鉱にまつわるスポットを周ってみる予定。
まずは以前にも訪れたことのあるアルテピアッツア美唄。
美唄市出身の彫刻家である安田侃の作品が展示されている美術館・公園だ。
この辺りも炭鉱で栄えていた頃は数多くの人が住んでいた。
美術館の建物は旧三菱炭鉱地域で最後まで残っていた栄小学校が転用されたもの。
木造校舎の味わいが何とも言えない。
2020年3月までは1階は幼稚園として利用されていた。
しかし、園児の減少からかついに閉園。
綺麗に管理されていた遊具はどうなるのだろうか。
コロナが落ち着いたら子供たちが遊べるように復活してもらいたいものだ。
広い芝生には彫刻が点在している。
独特の不思議な風景だと思う。
この日は小雨が降っていたが、晴れていればお弁当を食べたりするのに最適な気持ちの良い場所である。
国土地理院地図の1960年代航空写真。
小学校の周りにはびっしりと「炭住」が並んでいる。
さて最近ここではこんなカードが配られ始めた。
炭鉄港カード。
日本遺産に選ばれた空知の石炭、小樽の港湾、室蘭の鉄鋼そしてそれらを繋いだ鉄道の産業設備・遺構をカードにしたらしい。
www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp
栄小学校が閉校となったのは1981年。
ピークから20年で人数は70名弱になっていた。
天気が良いとこんな感じ。
小学校の校舎2階と体育館がギャラリーになっている。