石狩川流域ドライブ ― 湯川公園 ―

目次

 

1.湯川公園

榎本公園から野幌まで戻って来る。

最後の寄り道は湯川公園。

 

地図でわかる通り、結構大きな公園。

 

駐車場を出てすぐに遊具・広い芝生がある。



公園の北側は森。そして湿地帯。

遊具のあるエリアとは段差があって、湿地の中を木道が通っている。

 

大きな水たまり。地図を見ると屯田川の水源のようになっている。

 

2.屯田兵

木道をしばし散策した後、公園の西端に出る。

ここにあるのは屯田兵屋。

 

実際に使用していた屯田兵屋を復元したもの。

ここは湯川公園の名称の由来となった、湯川家の住居があった場所。

 

今昔マップより。1916年の地図に野幌兵村が記されている。

鉄道と並行・直角に走る基線に沿って家が建っていたようだ。

1885~6年にかけて設置された野幌兵村は、食料の雑穀の他に桑・麻を栽培していた。

1904年屯田兵制度廃止。兵村の中心部は鉄道駅方面に移っていった。

 

レンガ造りのサイロが、木に隠れるように建っている。

 

井戸も復元。水は出ていないようだ。