夏のドライブ ― 美利河ダム ―

再び車に乗り込み、長万部市街から国道を南下する。

国道5号線と230号線の分岐で右折し、国道230号線をせたな方面へ向かう。

間もなく山間の雰囲気になり、今金町にイン。

そこにあるのは美利河ダム。

 

 

今年最初のダム訪問とあってテンションが上がるが、あいにくの曇天。

まずはダム湖方面から探索開始。

管理棟、ダム湖、天端を一望。

 

ダム湖を眺める。上流方面は山間部。小さく見える橋は後志利別川に架かる橋。

 

天端入口。ダムとダム湖の名が刻まれている。

ダムは漢字で美利河ダム。ダム湖はカタカナのピリカ湖。

アザラシのような像はダム工事の時に化石が発掘されたピリカカイギュウの親子。

 

天端が折れ曲がっているのがわかる。直角に見えるが実際は120度くらい。

 

小雨の中を歩く。堤頂長は1480mとなかなかの距離。

 

奥がかすんで見えない。端まで歩くのは断念。

 

 

 

取水設備は独立塔多段式シリンダーゲート。放流はジェットフローゲートで行われる。

自由越流式の非常用洪水吐は15門。

 

洪水吐から越流した水は階段状の流路で中心部へ集まり、後志利別川を流れていく。

 

ここからは良く見えないが、常用洪水吐はローラーゲート2門

 

下流の右岸側には北電の発電所。最大出力は4000kw。

 

天端から下流を眺める。後志利別川は西へ向きを変え、ダムの正面にはスキー場があった。

 

上流側から。

 

清水は尽きることなし。

 

一通り見学後、管理棟へ向かった。