今日は音更町について調べてみた。
人口は約4万5千人。
帯広市のベッドタウンとして発展し、北海道内の町村では最も人口が多い。
十勝平野のほぼ中心に位置し、東部の長流枝内丘陵を除くほぼ全土が平野である。
水利に恵まれ、日照時間も多いことから畑作が非常に盛んである。
小麦、ビート、ジャガイモ、豆類、人参他野菜の作付面積・出荷量は国内屈指の規模を誇る。
また酪農も盛んであり、十勝地区家畜改良センターは日本最大の規模となっている。
帯広と弟子屈町を結ぶ国道241号が町内を南北に走っている。
国道沿いには道の駅おとふけが立地している。
まわりには郊外型商業施設も多く、交通量も多くなっている。
かつては国鉄士幌線が通っていたが、1987年に廃止となった。
音更駅跡は交通公園になっている。
また、十勝晴駅という私設の鉄道博物館では士幌線以外にもさまざまな鉄道資料を見学することができる。
東部の十勝川温泉は世界的にも珍しいモール温泉という泉質である。
植物起源の有機物を含み、つるつるとした感触があるのが特徴である。
平成初期までは世界に2か所ほどしか確認されていなかったが、その後相次いで発見されている。
泥炭層などから源泉をくみ上げることが影響しているとされている。透明度は低めである。
温泉の東側には池田町、幕別町にもまたがる十勝エコロジーパーク。
北部には花時計でも有名な十勝が丘公園もある。
カントリーサインにはこの花時計と温泉が描かれている。