今日は2011年12月9日放送の地球絶景紀行で紹介されたフランスのピレネー地方について調べてみた。
まずはミディピレネー地方に位置するコンクという小さな町。
山間に佇み人口はわずか300人。
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道で重要な位置を占める。
今なお、巡礼のシンボルであるホタテ貝のモチーフを町のあちこちで見かけることができる。
コンクという地名はホタテ貝に似た地形から名づけられたと言われている。
サント・フォア修道院
町はロマネスク様式の建物が並ぶ。
フランスで最も美しい村に数えられる。
続いてピレネー山脈へ。
フランスとスペインを隔てるこの山脈。
アルプス山脈より古い時代の地層からできている。
海抜2877mのピック・デュ・ミディ山頂には19世紀、フランスが世界に誇る天文台が建設された。現在でももちろん現役であり、なお且つ一般人も見学可能だ。
さらに宿泊まで可能。浴室やトイレは常駐している研究者と共同使用になるが、夜空で繰り広げられる天体ショーを見るためには些細な不都合である。
完全現地調達の食事、ピレネー山脈の絶景、そして夜空を埋め尽くす星々を楽しむことができる宿泊者は1日たった十数人である。