今日は2014年5月13日の空から日本を見てみようで紹介された茨城県南東部の町について調べてみた。
最初は潮来市
人口は3万人弱。
あやめ園を中心とした花菖蒲の名所が有名。サッパ舟で水路にかかる橋を巡りながら水郷情緒に浸ることができる前川十二橋めぐりも人気だ。
ちなみに霞ケ浦は広義でいうと西浦(狭義の霞ケ浦)、北浦、外浪逆浦、常陸利根川を含み茨城県の面積の35%を占める。
続いて鹿嶋市
人口は6万8千人ほど。
鹿島神宮の鳥居前町として栄えた。
蝦夷の平定神、藤原氏の氏神として崇敬された。時代が下って武家の世になった後も武神として 特に武道で篤く信仰されている。
ヤマト朝廷の時代より香取神宮とともに軍神として信仰された。
現在では新日鉄住金の企業城下町、及び鹿島アントラーズのホームタウンとしても知名度が高い。
また、戦国時代の剣豪塚原卜伝の出生地であり、城跡や墓も残っている。
最後は神栖市
茨城県の南端及び東端にあたる。
人口は9万5千人。
鹿嶋市にまたがる重要港湾の鹿島港は日本国内最大規模を誇る堀込式港湾で、重化学コンビナートの町として発展した。
かつては神之池という巨大な池があったが、鹿島地区開発によって大半が埋め立てられてしまった。
常陸利根川と利根川の合流部に築かれた常陸川水門は霞ケ浦への塩水遡上を防ぎ、また洪水による被害も減少した。一方で水質汚染や生態系の変化の原因とも言われており、運用の変化が予想されている。