今日は2007年10月2日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたUAEのドバイについて調べてみた。
ドバイはUAE(アラブ首長国連邦)を構成する首長国の一つであり、UAE第二の都市である都市国家。
中東屈指の金融・観光都市である。
ペルシャ湾に面する漁業と真珠の輸出が主産業の漁村であった。
19世紀、王族がアブダビから移住。後にイギリスの保護国となり、貿易の中継地として大いに賑わう。
現在は外国資本も進出し、新市街地は砂漠と海に囲まれた摩天楼になっている。
町は運河を境に南北に分かれている。
南側は新市街。
近年のドバイを象徴する大建造物などの開発はこちら側で行われている。
世界一の高層ビルであるブルジュ・ハリファを筆頭に、ペルシャ湾にいくつも浮かぶリゾート人口島群。
砂漠のドライブやスキーも楽しめる。
ただ、あまりにもセレブの為のリゾート地であり、一般人には敷居が高いかな。
NHKが訪れたのは運河の北側、旧市街。
この番組のコンセプトとしてはこちらを選択ですよね。
スークと呼ばれる市場が並び、かつて貿易で栄えた名残が漂う町だ。
とくに有名なのはスパイスや宝飾品、生地のスーク。
見ているだけでアラブの香りを感じることができるだろう。
アル・ファーヒディ歴史地区は19世紀から1970年代頃までの街並みが残る、ドバイで最も古い地区。
文化施設などの用途で公開されている建物もある。
中東各国にみられる採風塔(バードギール)。
空調機能を持ち、貯水槽の水を常に冷却する装置だ。ペルシャ湾のアラビア半島側ではこの場所にだけ残っている。