今日は2012年5月11日放送の地球絶景紀行で紹介されたスペインのカナリア諸島について調べてみた。
モロッコに近い大西洋に浮かぶ諸島。
由来はアザラシを海の犬と呼んでいた、野犬が多かったなど諸説ある。
鳥類のカナリアはこの島を原産とすることからその名がついた。
元々はグアンチェ族という原住民が住んでいた。
15世紀にスペインの支配下となる。
貧しい土地であったが1960年代から観光地・保養地として発展する。
面積・人口共に最大の島はテネリフェ島。
火山島であり、スペイン最高峰のテイデ山がある。
海底からの高さは約7500mと大西洋でも最大の火山であり、テネリフェ島自体は地球第三位の規模を持つ火山島である。
テイデ山。周囲は荒涼とした土地に囲まれている。
島の西側、マスカ渓谷では断崖絶壁が広がる。こちらもテネリフェ島を象徴する風景として人気である。
島のシンボルともいえる都市、サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナは500年前から変わらぬ色とりどりの街並みを楽しめる。
その他世界最大のウォーターパークと言われるサイアム・パーク、色鮮やかなオウムに珍しい動物などを見学できるロロ公園、のんびりと景色を楽しみながら水遊びができるコスタ・マルティアネスなどがレジャー施設として整備されている。
続いてグラン・カナリア島へ。
直径800m、深さ200mという巨大なカルデラ「カルデラ・デ・バンダマ」やサハラ砂漠から風で運ばれた砂塵によってできたマスパロマス砂丘などが観光スポット。