空知無人駅巡り ― 上幌向駅 ―

目次

 

1.上幌向

幌向駅から再び北に向かって国道12号線を走る。

国道の西側には線路と防雪林、東側は田んぼの中に工場・事業所などが点在している。

やがて住宅街に入る。

ここは上幌向という地域。間もなく上幌向駅に到着。

 

 

 

駐車場に車を停めて駅舎を撮影。

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ここも幌向駅と同じく跨線橋に駅舎がくっついている橋上駅。

 

奥には巨大なスロープが見える。

 

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国道12号を跨ぐ歩道橋も幌向駅同様のつくり。

この駅は鉄道の通っていない新篠津村の最寄り駅となっている。

路線バスも走っているようだ。

 

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朝日に照らされたホームを眺める。

背後には防雪林が連綿と続く。

貨物扱いの廃止は1962年と比較的早かった。駅舎の改築や国道の拡幅なども影響してか、かつての面影を探すのは難しい。

 

隣の岩見沢駅は過去に訪れたこともあり、無人駅でもないので立ち寄らずに国道12号線をひた走り、美唄市へ。

味のある駅舎が次々登場である。

 

2.上幌向駅と近隣の歴史

1889年国道が開通し、住民が増え始める。

1907(明治40)年に一般駅として開業し、駅前に市街ができ始める。

 

1962年貨物取扱廃止。

国土地理院地図の1970年代後半航空写真。

 

国道に面している建物が駅舎なのか無関係の建物かよくわからず。 

線路の西側は田畑が広がっていた。

 

1995年に橋上駅に改築された。

1998年簡易委託から業務委託に変わり有人化となるも、2015年には無人化された。

 

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