白い恋人パーク ― 赤黒の聖地 ―

目次

 

1.白い恋人パーク

某日曜日、久しぶりに家族でお出かけ。

石屋製菓白い恋人パークへ行って見る。

 

 

お菓子作りのイベントがあるので子供と妻はそれに参加。

前日までに予約をしてあったので油断して出かけたが、駐車場から有料ゾーンへは結構な距離があって少し焦る。

さらにチケット購入の長蛇の列。時間までに間に合わないかと思って青ざめたが、予約者は別の窓口があって助かった。日本人観光客も外国人の団体も結構来ていたようだ。

 

子どもと妻を見送って1時間半一人で行動。

通常のルートに沿って見学することにした。

 

まずはいったん屋外に出る。この日は残念ながら雨模様だったが、ローズガーデンやからくり時計が楽しめる。

15~16世紀イギリスのチューダー王朝時代の建物を模して造られたメイン施設。

 

最初は工場見学。チョコレートができるまでをパネルで展示。

原料のカカオは豆の部分を使う。豆をうっすらと包む果肉部分はカカオパルプと呼ばれるフルーツ。

 

1947年戦後間もないころ澱粉加工業として創業した石屋製菓

すぐに駄菓子を製造するようになり1959年に株式会社化。

高度成長期に合わせるように駄菓子から洋菓子へ転換を図り、1976年発売した白い恋人が大ヒットする。

 

サッポロジェンヌ や 小樽さぶれい 銭函 なんて商品もあったそうだ。

2007年の賞味期限改ざん問題もスペースを確保して説明されている。

 

白い恋人の製造ライン。ラングドシャにチョコを挟むところから包装までの一連の流れを見学できる。

子どもは大きな3台のアームが自在に動いて箱詰めする様子にびっくりしていた。

この日は製造ラインがお休みだったが、バームクーヘンも隣のラインで製造している。

 

これはバームクーヘンを焼いている様子だと思うが、ラングドシャと書いてあるのは?

通路からは工場のラインの他にネコちゃん達がお菓子を作っている模型も楽しめる。

ちびっこ達はそっちに夢中。

 

お菓子作り会場はフォトスポットになっているマジカルマルシェの一角。

洋風レトロな装飾をバックに映え写真を撮ってみよう。

我が家は一向に興味を示さず。

 

2.石屋製菓コンサドーレ

石屋製菓と言えば北海道コンサドーレ札幌の話を欠かすわけにはいかない。

北海道へのプロサッカーチーム誘致運動にメインスポンサーとして引っ張り出される。

当時の東芝サッカー部の移転が決まってから、赤字や経営危機に悩まされつつもコンサドーレを支えてきた。

宮の沢白い恋人サッカー場白い恋人パークの施設の一つでもある。

練習見学は無料。レストランで選手を間近に見ながら食事もできる。

かつてのキャプテンだったノノさんが社長を経てJリーグのチェアマンになるとは。

数年前に亡くなった先代社長も感慨深いだろう。