札幌史跡探訪 ― 百合が原駅 ―

目次

 

1.百合が原駅

太平駅から線路に沿って弧を描きながら北へ自転車を走らせる。

続いては百合が原駅に到着。

 

 

 

太平駅と同じく住宅街の中にある駅。

西口。建物の中に入るとすぐホームのようだ。

屋根と壁があって、待合室がないことをカバーしているのかもしれない。

 

太平駅方面に跨線橋が設置され、東口と行き来できるようになっている。

 

篠路駅方面へ少し進むと踏切がある。

駅に停車中の列車を撮影。

 

結構長い。

 

反対方向からもやって来た。

 

踏切を渡って東口へ。こちら側は駅前広場もあって正面入り口の佇まい。

 

ロータリーとその奥に整然と立ち並ぶマンション群。

ロータリーから出て直進すると百合が原公園への入口に通じている。

駅前にバス路線の乗り入れはなく、隣接する商業施設もない。

 

駅の北東には百合が原駅前公園が設置されている。公園の周りは広い歩行者・自転車用通路になっていて、安全に遊べそうだ。

 

2.百合が原駅の歴史

百合が原駅は1986年に百合が原公園で行われた「86さっぽろ花と緑の博覧会」に伴い、札幌市負担の臨時乗降場として設置された。

当初は博覧会期間中のみの設置であったが、住民から常設化の要望があり、宅地化も進んでいたことから閉会後も臨時乗降場として継続。

翌年の国鉄民営化時に駅に昇格した。

 

今昔マップより

1980年代半ばの航空写真。

線路の西側はほぼ住宅地。東口と公園の間はまだ畑と住宅が混在している。

たまねぎ畑が多かったようだ。

 

1995年太平駅篠路駅間が複線化。

同時にホームが増設・跨線橋も設置された。

 

2021年度の利用者数は札幌市で最小だった。(740人)

 

もう一度今昔マップ

1970年代になると、かなり住宅街が広がっている。

1960年代の航空写真を見ると畑ばっかり。

 

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